海苔の値段に大きな差がある理由とは？｜業務用の海苔なら当店をご利用ください。

まず味に関してですが、海苔には甘味と旨味、塩味の3つの要素があって、高い海苔ほど旨味成分が豊富で甘みを感じやすくなっています。それに加えて塩味は控えめなのが特徴です。安い海苔は、甘味や旨味が弱くて塩味が強い傾向にあります。
見た目については、高い海苔は厚くて穴や破れが少なく、色は黒々としていて光沢があります。安い海苔は薄くて穴や破れが多く、色は青くて光沢がなく、断面はギザギザしています。
味は食べてみたいと分かりませんが、見た目でも美味しい海苔か否かをある程度判断できます。
海苔には品質や等級があって、色や艶、穴の有無などを基準にプロの検査員が判定しています。当然ですが等級が高い海苔は値段も高く味も美味しいです。
産地や収穫時期も海苔の値段に大きな影響を与えます。
産地は海苔の味や香りに大きな影響を及ぼします。海苔の産地として有名なのが、有明海沿岸、瀬戸内海、伊勢湾、三河湾などで、国産の海苔で最も高価といわれているのは有明海産の海苔です。
有明海には筑後川をはじめとした一級河川が流れ込み、山の栄養分を河川が海に運ぶことにより栄養豊富な海苔を収穫できるのがその理由です。有明海苔は甘みが強くて香りも良く、歯切れが良いなどの特徴を持ちます。
スーパーで安く販売されている海苔は、国産ではない輸入品である可能性が高いです。輸入品は産地が不明瞭で、品質にばらつきがあるものが多いです。
海苔には１番摘みの海苔から10番摘み近くの海苔まであって、摘み回数を重ねるごとに海苔はしっかりして硬くなります。
色や風味も少しずつ薄くなっていくため、初摘みである1番海苔の値段が最も高く、数字が大きくなるほど値段が安くなる傾向にあります。