業務用の岩のり風バラ干しのりで看板メニューができました!
父から譲り受けた食堂を何とか繁盛させたくてずっと目玉商品を探してきましたが、なかなか簡単に父よりもキャリアが浅い私がそれを見つけることができなくて焦っていました。
そもそも最初は食堂を継ぐ気がなくて、料理人は目指していましたがフレンチのシェフになるための勉強していました。
父もそんな私に何も言いませんでしたが、実は母には一人息子の私に祖父の代から続いてきたお店を継いで欲しいと言っていたようで、父が過労で倒れた時にはじめてそのことを聞きました。
父は命には別状ありませんでしたが過労以外にもあまり無理をできない身体になっていて、父を無理させないで気持ち良く隠居させるためには私が食堂を継ぐのがいいと決心して、修行先のレストランにも事情を話して快く送り出してもらえました。